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【コミュニケーション診察室6】人が自発的に動くには

2012年07月18日
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中部経済新聞コラム

こんにちは 日本ハグ協会 高木さと子です

毎週水曜日! 中部経済新聞から 会社を元気にする コミュニケーション診察室です病院 

   

梅雨明けしたようですね

アツいといらいらすることも

多いですが、目的に

立ち返ることも

大切にしたいと思う

今日この頃です

日本ハグ協会

第6回 「人が自発的に動くには」          自発性を育てるには、 考える習慣をつくることは とても大切なことです。     コーチングは、 質問型の対話を通して、 相手の気づきを促し 自発的な行動を引き出していきます。     「教える」のではなく 「自ら考える」ことを大切にし、 発想や意欲を引き出す目標達成のための コミュニケーションの手法です。     磨くべきところは 質問力、傾聴力ですが、 ここで忘れてならないのは、 「なんのために」 これをやるのかという目的の共有です。         先日、こんなことがありました。 講師のご依頼をいただき、 ご担当の方から     「上の者から一度ご挨拶に 行くように言われたので、 お忙しいと思いますが お時間いただけますか?」 というご連絡をいただきました。     せっかく良いことをしているのに、 「もったいない!!」 と思うのです。      今回の事例でいえば 「目的」は、 参加者の笑顔のために 満足度の高いセミナーを開催すること。 だとしたら、     目的を果たすための 手段のひとつとして 上司が考えたのが、 講師に直接会って挨拶し、 趣旨内容や段取りを伝えて 事前交流することです。           人が自発的に動くには、 自分で考え、 自分で選択し、 自分で宣言し、 自分で行動するのが一番効果的です。         命令型コミュニケーションを 質問型コミュニケーションに変えてみます。     【命令型】 上司「1週間以内に、講師に挨拶に行って来い!」 部下「はい・・・」     会話は早く終わりますが、 部下の立場になると 何のために行くのかが不明なままです。     【質問型】 上司「今回の目的は何だった?」 部下「参加者が笑顔になって    満足度の高いセミナーにすることです」

    上司「そうだね、そのために事前に準備できることは    どんなことがあるかな?」 部下「運営側と講師が仲良くなり    目的と笑顔を共有することです」

    上司「いいね、具体的には?」 部下「事前に、講師と会うか、メールか、電話で・・・」

    上司「今回はどうしたら一番効果的かな?」 上司「いつ頃が一番理想的かな?」 上司「いいね!その日までに準備することは?」     と、質問を繰り返していきます。 部下が返事に困っていたら 「目的」を確認するのです。     目的確認を忘れると、 上司の顔色を見て 「いい答え」を見つけようとしてしまいます。     もしも、 あなたの部下が やらされ感にあふれているなら 「なんのために」これをやるのか、 「どうなるのか」イメージできていないまま 指示だけされているという可能性があります。     人が自ら考える習慣をつけるためには、 上司側の「問いかける習慣」「聴く習慣」が大切です。     自分の部下から、 自分にもないような 発想や意見が出てくる日を イメージしながら 「聴く習慣」スタートしてみませんか?     次回は「聴く」ことについてお話します        

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中部経済新聞 コラム

マザーさと子の 会社を元気にする コミュニケーション診察室 毎週水曜日 連載中です^^

   

   

ここまで、「在り方」を

中心に書いてきましたので

そろそろ

コーチングスキルも盛り込んで

進めていこうと思ってますニコニコ

はぐはぐ。

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