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【コミュニケーション診察室 17】 コミュニケーションの準備運動① セットアップ

2012年10月06日
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中部経済新聞コラム

こんばんは

コミュニケーション診察室 

17回目となりました。

今回は

コーチングの流れから

対話を始める前の

セットアップです

それでは、どうぞ!ニコニコ

日本ハグ協会

第17回  コミュニケーションの準備運動① セットアップ

目標達成をサポートするための 目的を持った対話「コーチング」の流れは

【1セットアップ→2ゴール設定→ 3現状の明確化→4ギャップ分析→ 5行動計画→6フォローと振り返り】です。

2~6は通常業務の中でも 意識して話されていると思いますが、 忘れがちなのが「セットアップ」です。

スポーツも準備運動なしで いきなり体を動かしてしまうと、 足がつってしまったり、 ケガをしてしまうこともあります。

社員さんの立場になると、 上司との距離感や 威圧感を感じているため、 相談や話をしたくても、 意外にもその一歩を

踏み出せないでいます。

では 「コミュニケーションの準備運動」とは どんなことをするのか 具体的にご紹介します。

本題に入る前に 「あたりまえ」を、

言葉にするだけでいいです。

「いつもおつかれさま。  この間の資料、

 グラフが見やすくて助かったよ。  ありがとう」

このたった5秒くらいの会話の中には、 日頃の「ねぎらい」と「承認」と「感謝」の 要素が入っています。

たった5秒で場を温めることができます。

他には、 部下の好きなこと、 得意なこと、 自分との共通の話題について 質問してみます。

「ずいぶん涼しくなってきたなぁ(共通の話題)、 なにかスポーツはやるの?(得意なこと)」

「僕はご飯より麺類が好きでね(共通の話題)、 君は麺類では何が好き?(好きなこと)」

人は黙ってじっとしているより、 話した方がリラックスできます。

話しにくそうであれば、

「僕はこう見えても甲子園を目指していたんだ」

「昨日食べたうどんが美味しくってね・・・」

と、先に自己開示します。

相手にとって話しやすい問いを 投げかけることで、 話しはじめるきっかけを作ります。

「得意なこと」「好きなこと」 を話すことで ウォーミングアップと場づくりは できていきます。

「仕事なんだから、 部下に媚びへつらうのはご免だ」

という方もいらっしゃいますが、

恋愛に置き換えると、 大好きな相手だからこそ 興味関心を持つ事ができます。

話せば話すほど 相手の長所も欠点も見えてきます。

双方が努力するからこそ、 欠点もチャームポイントに 見えてきてサポートしたくなります。

コミュニケーションの準備運動は、 部下を好きになれるか、 部下に興味関心が持てるかどうかです。

この思いがなければ、 部下を仕事の道具としか思っておらず、 それは当然相手にも伝わり、 結果そのまま自分に帰ってきます。

あなたの大切な部下には、 どんな準備運動が

一番効果的だと思いますか?

次回は、 会議や勉強会での準備運動 「アイスブレイク」などについてお話しします。

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コミュニケーション診察室の

勉強会を開催しています

今月は10月18日です

↓↓

http://ameblo.jp/hugjapan/entry-11371840344.html

この週末は 3連休となっている方も

いらっしゃると思います

ご家族や大切な人との

会話にも役立ちますので

話をスタートする前に

日頃の感謝や情報交換も含め

ちょっと準備体操すると

スムーズに会話に入れると思いますよ

はぐはぐ。

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