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【心を届けるハグニケーション5】 コミュニケーションは自分の気持ち発信 ~中部経済新聞連載中~

2012年12月06日
テーマ
中部経済新聞コラム

おはようございます

マザーさと子です

今日は

子どもでも、後輩でも部下でも

人を育てた経験のある人なら

誰もが共感しちゃうメールを

掲載しています。

日本ハグ協会

第5回 「コミュニケーションは自分の気持ち発信」

言葉を話さない 赤ちゃんがいるだけで 私たちが癒されるのは、 損得なく愛くるしさを 表現してくれるからです。

今日は 「コミュニケーションは自分の気持ち発信」 というお話です。

今年の春、 幼稚園の父兄の方々に 「叱るのと怒鳴る」ことの違いや、 スキンシップをはじめとする コミュニケーションの重要性について 講演をさせていただきました。

その時の参加者の方から こんなメールをいただきました。

============= 敷地内に住む 義理の父母の過干渉で感じるストレスを 知らず知らずと

自分の子どもに向けていました。

声を出せば、 自分でもコントロールできないくらい 幼い子どもを怒鳴りつけていました。

次第に子どもたちは、 びくびくして私の顔色を伺うような 行動をとるようになりました。

高木さんの話を聞いて、 もう一度子どもたちを抱きしめたくなり、 幼稚園のお迎えで

思いきり手を広げましたが、 そのまますり抜けていきました。

でも自宅に帰ると真っ先に 「さっきのやってよ」と、 息子は私の胸に飛び込んできました。

その後、 仕事から帰ってきた夫にも

手を広げてみると

「どうしたの?宝くじでも当たったの?」 と笑いながら、 子どもの前でぎゅっとハグしてくれました。

なぜだかカチカチに堅くなった心が ほどけていきました。

自分の気持ちが優しくなると 義父母のありがたさにも気づき、 子どもにも優しくできるようになりました。

不思議と、息子は 今まで何度言っても出来なかったことも 出来るようになりました。

============

「叱る」のは相手のための行為、

「怒鳴る」のは イライラした感情を抑えられない 自分のための行為であり、

その目的も違えば伝わり方も当然違います。

「親の期待に応えたい」と思っていても、 日頃から恐怖や危機感を与えられ 「できない」事に視点を向けられていると、 失敗を恐れ

「行動しない」が習慣化していきます。

親が

「だいじょうぶだよ」

「いいね」と 言えるだけで

子どものチャレンジ精神は育ちます。

愛情は循環しています。 夫婦仲が良ければ 母親はあふれる愛を子どもに注ぐことができます。

家に帰ると 子どもが愛くるしくて夫は癒され、 また仕事で力を発揮します。

「こんな素敵な人と出会えて幸せ」 と、親に感謝が生まれます。

・・・この好循環が 家庭も会社もよくなる秘訣です。

仕事をがんばっているから 家庭は妻任せではなく 両方大切にすることが 結果自分も楽に生きられるコツなのです

すぐにできるハグニケーションは たくさんあります。

笑う、前向きな言葉を使う、話しを聴く、 挨拶する、励ます、気にとめる、 声を掛ける、事実を言う、褒める、 認める、叱る、感謝する、任せる、 信じる、肩をたたく、握手する ・・・究極はハグすることです。

私たち親にとって 物やお金を与えることより大切なことは、 生きる見本となり、わが子を信頼し 自分の力で生きるための力を 身につけさせるための支援をすることです。

子育ても人材育成も 心を持った「人」が相手です。

「大切に思う気持ち発信」

今日から誰でも 愛情の好循環をスタートできます。

====== 長い目で物事を見ると

いろんなことに

優しくなれると感じる 今日この頃です

はぐはぐ。

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