はぐはぐ対談
HUG HUG DIALOGUE

はぐはぐ対談第1回 秋田稲実

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第1回のはぐはぐ対談。 ゲストは 秋田稲美さんと ご主人の伊藤幸二さんです。 屈託のない笑顔で 「私のだんなさまは最高なの」 と、話してくれる稲美さん。 現在、日本中の経営者、働く女性、子どもたちにまで 夢を描くことの素晴らしさを伝えている彼女の やさしさのひみつは、だんなさまとの関係にあるようです。

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夫婦は お互いを映しだす鏡。

稲美さんが大切にしていること。

それは「競わない・比べない・急がない」 こと。
だんなさまの姿を見て
ずっと意識しているそうです。

競わないから 比べない
急がないから 焦らない。

この3つを大切にすると ブレなくなる。
自分のコップが 満タンになる感じ。
自分を好きになれるの。
これを意識し始めたのは、幸二さんと出逢ってから。
彼の生き方そのもの。
苦労もしているし、人間が大きいの。

幸二さんが大切にしていることは
自分に余裕を与えること。

・女性はこうあるべきだ。
・妻は社会に良い影響を与える人。

いろんな思いの中で葛藤したそうです。
起業したばかりで多忙な妻。
家に帰っても真っ暗な日々。
怒ってばかりいた・・・あの頃。
「自分でできることはやろう!」と、
ココロの持ち方をシフト。

稲美さんの一年後に、幸二さんは起業。
柔軟な妻の姿を見ながら社員教育に活かし
自らも人として成長していった。

夫の姿は、そのまま妻に写っていく。
相手の良いところをまねる。学ぶ。
そんな姿勢は、お互いを映す鏡となっていく

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社員を信じる力。これが ふたりの人間力。

マラソンは、絶対に自分をハグだよ♪

いま、いっしょにやっているのは マラソン。 去年の12月、ホノルルで、 初のフルマラソンに参加した稲美さん。 5時間19分で完走した時、 「よくやった~~。」
って、自分をハグしてあげた。
「マラソンは、絶対に【自分をハグ】だよ♪」
と、マラソンの話になると目が輝く。
「走ることとはどんなことですか?」
という問いに、
「走ることは、 五感を呼び覚ましてリセットすること」
と答えてくれたのは稲美さん。

悪い記憶を消して、喜びを呼び起こすの。
フルマラソン42.195キロ走るとね、 肌はつるつるになるんだよ。 究極のデトックスなの。

「走ってみたい!」
彼女の話を目の前で聞けば、きっとだれもがそう思う。

幸二さんは、マラソンを人生に例えた。
下向いて、「次はあそこまで走ろう。」と思うと辛い。 逆に、顔をあげて、景色を楽しむと、力が抜けて楽になる。

40代になった、ぼく達だから続くんだと思う。
それは40代は、からだが必要としているから。

きっと、人は、必要なときに必要なものに出逢っている。
本人が気づくか気づかないか、それも人生。

3月には、ふたりでサイパンマラソンに出場予定。
「ゴールで彼とハグするの。」と、宣言してくれた稲美さん。

後日、喜びで弾んだ報告メールが届いた。
有言実行 何事も・・・。

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社員を信じる力

仕事帰りにリラックスしてほしい。
そんな思いで、酒屋経営を始めた幸二さん。
以前は、ガミガミ怒ってばかりいる社長だった。

社長がガミガミすると、社員がピリピリして、お客さまはリラックスできない。
社長がリラックスすると、社員がわくわくして、お客さまもリラックスできる。

大切にしているのは 任すことと、許すこと。
任せたふりと 任せきるのは違う。という 稲美さん。
任せたふりは「任せたよ」と言いながら 「何やってんだ」と 口を挟んでしまう。

任せきると、うまく行っていなくても黙って見る。
助けを求めるまで 何も言わないのを貫きます。

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“しなやかに夢をはぐくむ研修を!”をモットーに掲げる 株式会社エ・ム・ズ の代表取締役社長。“自分らしく輝く人が満ち溢れる社会”を創るために、“コーチング”と“NLP”を専門とする教育事業を子どもから大人まで幅広く展開する。

おとなの東京の過ごし方かな

年末年始の4日間、
稲美さんは ステキなガイドへと転身した。

名古屋-東京の移動。
車の運転手は 稲美さん。
幸二さんのご両親と共に
時間を過ごすお正月。

明治神宮へお参りして
箱根駅伝の応援で 旗を振り
皇居へ移動してロイヤルファミリーに旗を振る。
ミュージカル鑑賞から 食事までルートを決めて
好きなお酒も飲まずに
ガイドに徹する。

「おとなの東京の過ごし方かな。」
さらりと言う彼女。

競わない・比べない・急がない

ここでも徹底している。
仕事もプライベートもない。
あるのは人生だけ。

「一眼レフで両親の写真を撮って、プレゼントしたら とっても喜んでくれたのよ。」

相手に何が必要なのか わかっている人。
さらりと色付けして与える人。
そんな無償の愛にあふれた 秋田稲美さん。

彼女の魅力と優しさは、
いっしょに成長を重ねてきた
だんなさまに支えられていました。

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日本のみなさんへひとことお願いします。

「日本をハグで元気にするには?」・・・ひとことメッセージをください。

「パートナーをほめること。」という幸二さん。
妻にずっとほめられてきた。
だからここまでこれた。
素直に認める、これも愛。
「だんなさま自慢。コレイイですよ。」という稲美さん。 実は講演ネタにもなってるそうです。

経営者として、 家では涙を流したこともあるという稲美さん。 ずっとそばで支えてきたのは だんなさま。

「大きいことをやってるから大きい壁にあたるんだよ。  小さいことをやってたら、小さい壁しか来ないよ」と励ます。

稲美さんを支える夫は、
かつては妻に支えられたように
彼女の話をひたすら聴いて
否定せず認めてあげる。
そんな居場所が家庭にあるようです。

お互い、半人前同士だからふたりで話すと
わかりあえることが多いんです。

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撮影協力 名古屋ヒルトンホテル

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