ハグで幸せになった人たち
PEOPLE WHO HAVE TO BE HAPPY WITH HUG

②不登校だった子が学校に行くようになりました

私の父が教えてくれたエピソード

これは私の父が教えてくれたエピソードです。
私が発行する【きぼう新聞】に高木さと子さんのコラム「ハグの宿題」を掲載しました。 数ヶ月後、実家に帰省した際、定年をむかえ、今はパート勤めをする父が喜び勇んで私にこんな話をしてくれたのです。

実は息子が学校に行きたくない

「パート先の主婦の方が、何だか元気がないように思えたから声を掛けたんだ。
『どうした?元気ないね。』すると女性は『実は息子が学校に行きたくないって部屋に引きこもったまま出てこないんです。』 たまたまこの相談を受けた時にハッと思い付いたのが、お前の新聞に出てたハグの宿題の話だったんだ。 それで女性に、『ハグの宿題っていう話があってね、帰ってくる子どもが毎日ハグをしてもらって◯を付ける宿題があるんだ。ハグをすると愛されているという実感が湧くんだって。 実際にハグができなくても、ほんの数秒、向き合って、目を見てハグしてあげる心の余裕が大事って書いてあってね』と言ったんだよ。 

息子が学校に行くって言ったんです!

数週間後、突然彼女が駆け寄ってきて、こう言ったんだ。 『細川さんに言われてから、私自身の心に余裕ができたのかもしれないけど、今朝、息子が学校に行くって言ったんです!ありがとうございます。』 どんな風にハグしたのかは聞いてないけど、あの新聞のハグの話のおかげで一人救われたんだと感じたよ。」 相手をハグ、自分をハグすることは、自分自身の心の中で、目には見えなくとも確かな一歩を踏み出しているんだなと感じました。 

このページのトップに戻る