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心を届けるハグニケーション第2回

愛情の好循環

きぼう新聞
赤ちゃんがいるだけで、私たちはほほえみ癒されてしまいますよね。
言葉を話さない赤ちゃんは、損得なくその愛くるしさを表現してくれるから、つい私たちも微笑んでしまうのです。
今日は「愛情の好循環」というお話です。

ここ数年、豊田市の幼稚園、保育園の保護者代表の会長さん、副会長さん向けに毎年講演をさせていただいております。子どもへの関わり方やスキンシップの重要性はもちろんのこと、理想の家庭環境の一つである、夫婦の愛情深い絆についてお話しています。
子育てというと、子どもとの関わり方ばかりを考えてしまいがちですが、親の気持ちがどんな状態かがとても大切で、日々の大人同士のパートナーシップ、家庭内での関わりがとても重要であると実感しております。
その時の参加者の方からこんなメールをいただきました。

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幼い3人の子どもを育てながら、敷地内に住む義理の父母の過干渉で感じるストレスを知らず知らずと子どもに向けていました。
声を出せば、自分でもコントロールできないくらい幼い子どもを怒鳴りつけていました。
次第に子どもたちは、びくびくして私の顔色を伺うような行動をとるようになりました。
高木さんの話を聞いて、もう一度子どもたちを抱きしめたくなり、幼稚園のお迎えで
思いきり手を広げましたが、息子はそのまますり抜けていきました。
でも自宅に帰ると真っ先に「さっきのやってよ」と、息子は私の胸に飛び込んできました。
その後、仕事から帰ってきた夫にも勇気を出して手を広げてみると「どうしたの?宝くじでも当たったの?」と笑いながら、子どもの前でぎゅっとハグしてくれました。
なぜだかカチカチに堅くなった心がほどけていきました。
自分の気持ちが優しくなると義父母のありがたさにも気づき、子どもにも優しくできるようになりました。不思議と、息子は今まで何度言っても出来なかったことも出来るようになりました。
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心理学でストロークとは、人の存在や価値を認めるための働きかけのこと。
肯定的ストロークには、ほめる、ねぎらう、ほほ笑む、握手などがあります。
否定的ストロークには、叱る、けなす、にらむ、たたくなどがあります。
肯定的ストロークでも、「100点とったからあなたはいい子ね」と条件をつけた肯定ばかりしていれば、頑張らなければ自分は認められない、良い子でなければ自分には価値がないと思いこんでしまうかもしれません。
ハグは無条件の肯定的ストローク。「どんなあなたであっても大切な存在よ」「生まれてきてくれてありがとう」こんな言葉は人の存在そのものを承認する素晴らしいメッセージです。
日々、無条件の肯定的ストロークを投げていれば叱られても「自分のために苦言を呈してくれた」ときちんと受け取ることができるようになります。
「叱る」は相手のための行為、「怒る」は自分の感情を押し付けた行為。
日々の無条件の肯定的ストロークが結果、褒めるも叱るも受け取りそれを活かす人を育てるので結果成長につながりやすいのです。

親が「だいじょうぶだよ」「いいね」と言えるだけで子どものチャレンジ精神は育ちます。
愛情は循環しています。夫婦仲が良ければ母親はあふれる愛を子どもに注ぐことができます。家に帰ると子どもが愛くるしくて夫は癒され、また仕事で力を発揮します。
「こんな素敵な人と出会えて幸せ」と、親に感謝が生まれます。
・・・この好循環が家庭も会社もよくなる秘訣です。

仕事をがんばっているから家庭は妻任せではなく両方大切にすることが結果自分も楽に生きられるコツなのです

すぐにできることはたくさんあります。
笑う、前向きな言葉を使う、話しを聴く、挨拶する、励ます、気にとめる、 声を掛ける、事実を言う、褒める、認める、叱る、感謝する、任せる、信じる、肩をたたく、握手する
・・・究極はハグすることです。

私たち親にとって物やお金を与えることより大切なことは、生きる見本となり、わが子を信頼し自分の力で生きるための力を身につけさせるための支援をすることです。
子育ても人材育成も心を持った「人」が相手です。
「人が人を活かす」からこそ人を大切にするハグニケーションが求められています。
まずは簡単な「ほほえみ」から始めてみませんか?
今日から誰でも愛情の好循環をスタートできます。
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