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心を届けるハグニケーション第7回

自分の背中

きぼう新聞
自分の背中、見たことありますか?
私たちは、自分の目で自分の背中を直接見ることはできませんが、自分にも見えていない、この自分の背中こそ、周りの人に大きく影響を与えている場所なのです。

私たちには、パーソナルスペースというものがあり、これを超えて他人に近づかれると不快に感じます。逆に親しく心許しあう仲であればこの距離は近くなります。
家族や心許している人とのコミュニケーションで 「どんなスキンシップをすると安心感がありますか?」とお聞きしたところ、握手、ハイタッチ、手をつなぐ、肩をくむ、ほっぺをさわる、頭をなでなでされる、背中をトントンされるなどいろんなスキンシップが出てきました。

また、親しい間柄でもスキンシップより、「じっくり話を聴いてほしい」「ありがとうって感謝されたい」「素直にごめんなさいを言ってほしい」「名前で呼んでほしい」など、近くにいる人への当たり前すぎて足りていないコミュニケーションの要求も多く出てきました。これは言葉や態度で伝わる心理的なコミュニケーションを求めているんですね。

スキンシップの中でも女性の人気NO.1ハグは・・・
「うしろからハグ」でした。
女性にとって、背中は不安な場所、好きな男性にうしろからハグされるのって、とっても安心感があるようです。

これらをわかりやすく、一目で見ることができるように一枚の手ぬぐいにしました。
人間関係においてとても大切であり、求められているハグニケーション48種類の手ぬぐいです。
家族で夫婦で「わ~、これ楽しい♪」と話すきっかけになればと大真面目に作りました。

ちなみに、私とハグの原点は10年以上前の長男の姿にあります。
小児ぜんそくの長男は深夜に発作が起きては何度も救急病院に駆け込みました。ぜん息は、横になって眠ると呼吸が苦しくなるらしく、抱きかかえたまま、私にもたれるように眠る日もありました。
いつも、睡魔と闘いながら、息子の背中に手をあててトントンしながら、ゼーゼーという呼吸の音に
耳を澄ましていたのをよく覚えています。

わたしたちは背中に触れると、副交感神経が優位になりゆったりとリラックスした気分になります。赤ちゃんの背中をトントンとして眠るのは 背中を触れることで安心感を得られるためだともいわれています

このように、私たちは大切な人を守ろうと背中に触れたり抱きしめたりしますがもうひとつ
「さあ、やってごらん」「だいじょうぶ、あなたならできるわよ」そんなふうに大切な人に
エールを送る時にも「背中を押す」という言葉を使います

また、言葉なくとも「背中を見せる」「背中で語る」なども、大切な人へ何かを伝えたいときに使う言葉です。
わたしたちはじぶんの背中を 直接見ることは絶対にありませんが、コミュニケーションを通して、
背中に「触れ」たり、背中を「押し」たり、背中を「見せ」たりして、誰かに影響を与え続けている場所なのです。

私たちは、かっこいい背中を目指して、鍛えたり、生きたりするだけで、ハグをしなくても大切な誰かに良い影響を与えたり、役に立つ存在になれるのかもしれませんね。
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