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心を届けるハグニケーション第9回

地球の住人として生きる

きぼう新聞
昨年末、「何もしないを選択する」こんなテーマを持って9人の仲間とミクロネシアの無人島に行ってきました。
世界の絶景100選にも選ばれたジープ島は、一周するのに3分もかからない直径わずか34mの珊瑚に囲まれた美しい島です。
島では誰からともなく全員が腕時計を外し、体の感覚で時間をとらえて行動していました。夕暮れが近づく、スコールがくる、朝陽が昇るという地球のリズムと、お腹が空く、のどが渇く、昼寝をしたいという人のリズムは自然と調和します。

私たち人間も地球の住人であり、時計ではなく自然とうまく調和して生きていくことこそが自然な生き方なんだと実感しました。

なんとも心地よい太陽や海風を感じると、自然と人を思いやる気持ちが湧き上がります。
バケツの水を運び、雨水のシャワーを譲り合い、ケガした足を治療し、海辺で眠る仲間にそっとタオルケットをかけます。そう、ハグ二ケーションの心構え「①気づく②感じる③工夫する」を自然と実践し始めるのです。

その時、皆の心の中の問いはただひとつ「どうしたら、もっと良くなるだろう?」です。
暗闇で不安な時、体調が悪くなったとき、頼る医師も薬もありません。
自分を信じ、仲間を信じて知恵を出し、今できることを実践し惜しみなく貢献する。もちろん、インターネットも辞書もありません。私たちはこうして文明をつくり歴史を作ってきたのだと人類の歴史まで考えてしまいました。

「何もしないを選択する」旅で、今の時代に忘れ去られたとても大切なことにたくさん気づきました。誰かと比較して悲観することもなく、誰かに期待して絶望することもなく、自分の直感を信じる勇気や行動力が毎日を豊かにしていきます。私たちは元々一人で生まれてきて一人で死んでいきます。その間に出会える人は本当にごくわずかで、まさに運命の人なのです。
いま、一緒に暮らしている人、一緒に仕事をしている人、ご縁のある人を幸せにすることができるのはあなたしかいないのです。

その仕事はなんのためにやっていますか?
会社の中で困っている人はいませんか?
お客様の本当の気持ちにより添えていますか?
無駄な時間や経費はつかっていませんか?
資源は無限だとは思っていませんか?
もっと良くするために工夫できることはどんなことですか?
情報にあふれ、コンピューターに頼りすぎて、自分の感じる力、受け止める力は衰えていませんか。仕事は人が人に提供するもの。大切なことをその目でその体でしっかりと受け止めて、気づき、感じて、工夫することこそ仕事であり「働く」ということなのです。
そしてそこで生きがい、やりがいを感じてこそ生きるということなのです。

「人が人を活かす」

そのきっかけを与え、人を輝かせられる人が今求められているリーダーなのです。
「ありがとう」「おかげさまで」「うれしいね」自然と言葉のハグも飛び交い笑顔があふれます。
ハグ二ケーションする瞬間の人と人のつながり、これからもずっと大切にしていきたいです。
今日でこのコラムも終了です。今までお付き合いいただき本当にありがとうございました。
これからも、職場と家庭を元気にする研修や勉強会をお届けしていきます。
どこかでお会いできる日を楽しみにしています。
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