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第58回全日本大学野球選手権大会 決勝戦

2009年06月15日
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なにげないできごと

深夜に目がさえて、テレビをつけたら、

やっていました。

第58回全日本大学野球選手権大会 決勝戦

法政大学 VS 富士大学

富士大学の1点リードで迎えた8回。

1点入れられ、同点に。

同点で迎えた9回表。

法政大学の攻撃。

ヒットに続いてのバントをファーストが取り逃した。(記録はヒット)

送りバントを送った選手も一塁へ。

9回表 1-1

ノーアウト?走者1塁 2塁。

まさにピンチである。

印象的だったのが、ピンチの中での選手と監督の表情です。

送りバントをファーストが弾いたあと、

セカンドの選手はマウンドに向かって思いっきり微笑みました。

キャッチーにはあの表情が見えたかな?

監督の口角も、ずっとあがっていました。

あの穏やかな表情は選手に届いたのか。

富士大学の監督と、選手の一部。

顔が妙に穏やかだったのはなぜだろう。

結果は、負けて準優勝におわってしまった富士大学。

プロ野球でも、

打たれたとき監督は悲壮な顔になる。

ベンチを蹴り、どなる。

という姿を見たことは何度もある。

ピンチはチャンス。

ならば、ピンチのときどんな表情をしたら、

ピッチャーの気持ちが切り替えられるのか、

緊張した選手の筋肉はやわらかくなるのか

「サイアクーーー!」と嘆く?

「バカヤロー」ってどなりつける?

「ドンマイ!」って声をかける?

「だいじょうぶ」って微笑む?

「さあ、次!」って切り替える?

チームで戦う野球。

自分のマインドコントロールはもちろん、

仲間の表情は、自分の顔の映しだと思う。

だから、どんなときも

自分のためじゃなく、

仲間のために、

笑顔でいること、

イイ言葉をかけてあげること、

大切だって思います。

終わってみれば、

5-1で法政大学が優勝しました。

あの究極の状況で、

選手自身のあの表情・・・

ますます目が冴えるワタシです。

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