昨日、エチカの鏡という番組を見ました。

「死ぬときに後悔する25のこと」

というテーマでした。

一番最後に発表された、

「死ぬときに後悔すること」は・・・

何だと思いますか？

「愛する人に、【ありがとう】 を伝えなかったこと」

なるほど～。

日本人ならではですかね。

第三者には、奥さまのことを

「世界一の女房だ」

なんて言っても、

「本人に向かっては言えるもんか！」

という男性が多いそうです。

ゲストの中村玉緒さんも、

勝新太郎さんから、

一度も「ありがとう」を言われたことはないそうです。

もったいな～い！！

ちなみに、

ワタシは、今年の７月に言われました。

わりと、マメに、

「ありがとう」

を言ってくれるダンナさまでしたが、

改まって、

向き合って、

言われました。

「オレと結婚してくれてありがとう」

「ゆうやとしょうたを産んでくれてありがとう」

「いろいろあったが、お前は強くなった。」

「ゆうやはまだ小さいから、お前が二人を引っ張っていってほしい。」

ワタシは今までに、夫の涙を１度だけ見たことがありましたが、

その日が２度目でした。

１度目は、お父さんが亡くなった時。

今年の夏の日が２度目の涙でした。

ごはんを作ってくれて・・・、

掃除をしてくれて・・・

というありきたりのことでも

「ありがとう」は大切です。

しかし、

運命を共にしてきた二人が

あらためて、

そのお互いの人生に感謝するというのは

貴重な体験だったと思います。

ダンナさまがいなくなった今、

あの時の

あの夏の

あの「ありがとう」の出来事があったから、

いろいろあった結婚生活も

すべていい思い出となっているんだと思います。

ハグニケーションは、

感じていることを、

素直に表現すること。

それで得られることは、

大切な人が

大切にされていると感じること。

それが

人と人との関係を円滑にしたり、

癒したり、元気にしたりできるということを

知ってほしいのです。

「結婚してくれてありがとう」

声に出してしまえば

ほんの、数秒です。

お金もかかりません。

「子供を産んでくれてありがとう」

結婚して、たった一度の言葉でしたが、

母ひとり、子育てする励みになります。

ひとりになった今、

心の中でリフレイン。

それは、

真心こめた

「ありがとう」です。

あなたは、

明日、誰の心に響く「ひとこと」を

伝えますか？

ハグニケーション、はじめてみませんか？