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馬は
生まれてすぐに
自分で立ち上がり
よちよちと
歩き始めます
自分で立たなくては
自分で歩かなくては
ライオンに
食べられてしまうから
子どものころ
犬を飼っていましたが
生まれてきた
犬の赤ちゃんは
目も開かないまま
母親のお乳を飲むために
必死に移動していました
哺乳類の中でも
人間は
もっとも未熟なまま
生まれてきます
生まれてすぐに
抱きよせて
あげなければ
ママのおっぱいを
飲むこともできません
3キロもの
大きさで生まれてくる
人間の赤ちゃんは
手を加えなければ
わずか数日の命さえ
保証されることは
ないのです
一年間
まいにち、抱きしめて
まいにち、顔をみて
まいにち、声をかけて
やっとよちよちと
歩けるようになるのです
やっと 生まれたての
馬の赤ちゃんに
少し近づくのです(笑)
神さまは
人間だけは
もっとも未熟な姿で
この世に生まれるように
したのだといいます
それは、きっと・・
抱きしめ
愛しむプロセスが
心を育て
愛を育むのに
大切な時間だったから。
人を育てるのは
もしかしたら
ものすごく
大変なことなのかもしれません
手間ひまかけて
時間をかけて
お金もかかって・・・
わたしたちの 手足は
いろんな方向に
器用に曲がり
ときには強く
ときには優しく
抱きしめることができます
犬や馬は
「むぎゅっ」と
抱きしめることが
できない形になってます
「むぎゅっ」が
人間には
必要だからだと思います
甘やかすのではなく
人を育てるのが
ハグニケーション
大人になると
その形はさまざまです
ムギュッとハグ
言葉でハグ
メールでハグ
ハイタッチでハグ
大切な人を
抱きしめるのに
遠慮はいりません
わたしたち人間にしか
できないこと
「むぎゅっとハグ」
【参考:ハグニケーション手ぬぐい 】
はぐはぐ。
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