おはようございます 高木さと子です
夏休みも終わり 子どもたちも元気に 学校へ行きはじめました。
忙しくても毎日の ほんのちょっとの コミュニケーションの工夫が 人との関係を良くして 人を元気にできるんだよねって 自分に話しかけている、そんな朝です
それでは、どうぞ!
第13回「視点を変える質問のチカラ」
ちょっとイメージしてみてくださいね。 目の前にみずみずしいレモンがあります。
包丁でふたつに切って、 レモンの果汁をギュ~ッと 絞ってみてください。
あぁ、 なんだか「すっぱ~い」という 声とともに唾液が出てきそうです。
私たちの脳は、 実際に起きたことと イメージしたことの区別がつかなくて、 イメージしたことや、感じたことは 体に作用します。
実際に起きてもいないことも、 想像して不安になれば 体は硬くなります。
人の自発的行動を 妨げてしまう要素を聞いてみると
「行き詰まった」 「心が折れた」 「やり尽くした」 「否定された」
などがあります。
よく考えると、 すべては気持ちの問題なのですね。
そこで大切なのは、 部下に対して 「別の視点」「新しい視点」 に気づかせてあげることです。
①未来をイメージする
リーダーに長期ビジョンがあったとしても、 それを共有できていなければ、 部下にとって目の前の事は 「苦しい作業」になってしまいます。
×「苦しいのはみんな一緒だ! とにかく売ってこい!」 ○「もしも、この○○が 全店に導入して頂けたら、 パートさんたちなんて言って喜んでくれるかな?」
②現状を俯瞰する
仕事が多すぎて 何から手をつけていいのかわからない、 片っぱしから手をつけて 動けなくなっている人には、 自分の姿を客観的に見てもらいます。
×「なんで、全部中途半端にしかできないんだ!?」 ○「今の自分の状態を、天井のあたりから見てごらん 自分になんて言ってあげたい?」
③学習する
どんな失敗も結果、 いい経験であり、おかげで成長できた ということも多いはずです。
×「終わったことは忘れて、とにかく黙ってやれ!」
○「今回のことで、学んだことは何?」 「今後、それをどう活かしていったらいいんだろう?」
④立場を入れ替える
お客さんに叱られて しょんぼりしている部下に対して、 叱られたことではなく、問題の本質に しっかりと目を向けてもらいます。
×「なんで納期が間に合わないことを、 お客様に事前に伝えなかったんだ!!」 ○「お客さまが本当に伝えたかったことは何だと思う?」
「だから、これは○○ということだろ!!」 と教えてしまえば、 それは「上司の視点」であり、 指示命令として伝わってしまい、 恐怖によるやらされ感になることも時にあります。
視点がかわることで 行動が軽やかになれば 結果も違ってきます。
リーダーの役割は その環境ときっかけを 与え続けることなのかもしれません。
しかし、 この対話の継続が リーダーにとっても修行なのです。
「今日、あなたの部下になにを問いかけてみたいですか?」
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中部経済新聞 コラム
マザーさと子の
会社を元気にする
コミュニケーション診察室
毎週水曜日 連載中です^^
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★★「コミュニケーション診察室」の勉強会をやっています★★
第2回 コミュニケーション診察室 for ビジネス
■日時:2012年9月13日(木)18:30~20:30
■場所:ウィンクあいちにて
■テーマ:もしも、社内にメンターがいたら・・その②
■各回、完結で毎月開催しています(*^^*)
■予告:第3回→10月18日(木)18:30~20:30 第4回→11月15日(木)18:30~20:30 第5回→12月13日(木)18:30~20:30
http://ameblo.jp/hugjapan/entry-11336623098.html
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