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15日のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)
で20年東京五輪の代表に決まった
男子優勝の中村匠吾(富士通)、同2位・服部勇馬(トヨタ自動車)、
女子を制した前田穂南(天満屋)、同2位の鈴木亜由子(日本郵政グループ)
が参加する合宿が25日、北海道でスタートした。
日本陸連が東京五輪に向けて主導する今回の合宿は
この日から3泊4日で実施。中村が「ここから新たなスタート。
大事な合宿になる。
うまく共有しながら進めていけたらいい」
と言えば、
服部は
「日の丸を背負う覚悟と自覚を合宿を通してしっかり感じていきたい」と話した。
最初のミーティングでは瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダーが、
14位と惨敗を喫した84年ロサンゼルス五輪時の失敗談を選手に聞かせた。
「調子が悪くて心配事があっても人に言えなくて、
にっちもさっちもいかなくなった」
と言う瀬古リーダーはレース10日前に母に電話し、2人で泣いたという。
「心配事があったら早めに言ってこい。
言うと楽になるので」とアドバイスしていた。
2019.9.25 スポニチより(写真本文とも)
瀬古リーダーはスキルだけでなく
メンタルの整え方を導く。
惜しげも無く自分の失敗談を語る
「にっちもさっちも行かなくなった」
いかにも、その時の感情を想像させる表現を豊かに使う・・・。
そして、ピンチ時の相手の具体的行動を示しその行動のハードルを下げる。
心の状態を整える術があることで、人は安心して臨むことができるだろう。
私はそんな居場所になれているのだろうか。と自分に問うてみる(^^)
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