子どもが小さい時、
友人に会うと、アメをくれました。
10年前のワタシは、
「ゆうくん(長男)、ありがとうは?」
って言いました。
ゆうくんは、小さな声で
「ありがとう」
って言いました。
そのときに、
友人に言われた言葉を今でも覚えています。
「この子が本当にありがとうって思ったときに言えばいいよ。
親が無理やりにいわせる言葉じゃないよ。」
たしか、その時、
「親にとってのいい子」を子どもに押しつけていて
子どもにとって、何が大切か伝えていなかった気がします。
親にとっていい子とは、
「いい躾してるわね」
「お行儀いいわね」
といって、ワタシがうれしいこと。
子どもをマシンのように、
使っていたような気がしたあの時。
もちろん、
形から入って自分の中に落ちていくので、
訳がわからないうちから、
躾をし続けることは大切なことだと思います。
なにより、その子のためにもなると思います。
10年たって改めて思うことは、
親が自ら、人やモノや、お金に感謝して
心からの
「ありがとう」
を言い続ける背中を見せることが大切だと思っています。
そして、家族で食事に出かけた、
昨夜のしょうた(次男)。
お店の人が、
お料理を持ってきてくれるたびに、
来てくれるたびに
「ありがとうございます」
と、頭を下げていうのです。
あまりにも、
「ありがとうございます」の回数が多いのと、
あまりに素敵なしょうただったので、
「しょうた、いいね~」
というと、
「最近ね、自分が【ありがとう】って言われた時、
すっごく嬉しいんだよ。
だから、ぼくもたくさん言うことにしたの。」
だって!!!
すご~~い♪
自分で気づいた瞬間、
自分の財産になる!
子どもって、子どもって・・・
ママが出かけてるほうが成長するみたいね。感涙。
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