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【5S活動で実感した「ちょっとしたことの積み重ね」の重要性】

2019年12月31日
テーマ
職場のハグニケーション

【5S活動で実感した「ちょっとしたことの積み重ね」の重要性】

今回は製菓店のレポート
販売研修、製造研修、リーダー研修を経て全社をあげて理念浸透に取り組んでいます。
前回の製造研修のチーム別プロジェクトで3つのプロジェクトが立ち上がりました。コミュニケーションチーム、学びチーム、そして5Sチームです。
「5S」に取り組んだ古林さんのチームの発表から掲載許可を得てメモのシェア。研修期間も研修後も訪問するたびに美しく
研修後もコツコツと継続していたのです。


研修時の目標設定の時、ビジョンの一つとして「年末に大掃除をしなくても良い状態にする」というチームの共通言語が出来上がりました。
年末や特別な時には丁寧に掃除するエアコンや換気扇も一年中キレイ。
スタッフルームや社員食堂も一年中キレイ。
下駄箱や階段、廊下も一年中キレイ。
必要なものがすぐに取り出せるように一年中整理整頓されている状態。
これは毎日の積み重ねでしか実現しません。

「毎日ちょっとずつ続けている」

この「毎日ちょっとずつ」この簡単そうなことが難しい、しかしやった人にだけわかるものすごい価値がある。
「毎日ちょっとずつ」この効果について古林さんの検証報告が興味深かった。


▶︎効果1
ケーキの異物混入がなくなった。全改善!!(よっしゃー)

▶︎効果2
異物混入の原因が判明
今までお客様から「今後の改善案を出して欲しい」と言われても「チェックを強化します」「徹底します」など漠然とした返答しかできなかった。全ての場所の清掃を徹底することで異物そのものをなくすことが何より重要だと気づく。室内をいくら美しくしていてもドアを開けた時、ホコリやゴミが入ってくる可能性がある。結果、ドアを開けてもホコリやゴミがない状態を作ることで異物混入のリスクを回避できる。(よっしゃー)

▶︎効果3
自信が高まり、仕事をより好きになる
チームで計画してチームで実践継続検証しチームで結果を出す。主体者意識を持った自立型のチームとなる。(よっしゃー)

▶︎効果4
仕事の動線を見直し生産性向上
仕事の動線の見直し、検証のための話し合いができた。若手の仕事の理解度や仕事そのものの意味を伝える価値観教育もできる良い機会になった。「なぜ、それをするのか」がわかると納得度も高く仕事を作業化しない、姿勢が変わり結果成長、成果につながる。(よっしゃー)


*トライ&エラー
「スケジュールを見える化、お店全体を見える化する」
お店全体の5S活動、先ずは日々過ごしているお店の全体像を明確にすることから。設計図面を見て場所をブロックごとに区切る、導線を見直し担当を決めて、相互チェック・相互承認をする。毎日少しずつ継続するためには、チームだけでなく他の取り組みをしているメンバーの協力も大切。
「ちょっとしたことの積み重ね」で必ず改善し成果につながる。


*継続のエネルギー
「チームで決めて、チームで行動して、チームで結果を出す」
研修期間中にやり遂げるというゴールを決めたこと、毎月高木が訪問し外部の目線とフィードバックがある事もモチベーションとなる。
「特別に時間を作らず日々の積み重ねで結果を出す!」と無理せずスタート。やって行くうち他のチームメンバーにも「もっと喜んでほしい」「協力したい」が生まれた。やはり率先垂範して周りを巻き込むこと、部外者に「見られる」緊張感は製造現場にも重要だと気づく。

(^.^)森代表は、スタッフさんに対して売り上げを追わず人の成長にフォーカスする人。代表の製品や素材へのこだわりやお店づくりのこだわりについてもコツコツと伝え続ける。働く人の心の状態や関係の質が向上すると、何気ない動きが取り組みが変わる。
特に製造研修では、リーダーの指導により学びに向き合う姿勢のセットアップが完了している状態。全員起立して笑顔で迎え入れてくださる。
徳島に通い始めて約3年、繁忙期に入る前に社長からこの3年で売り上げがずっと伸び続けていると嬉しい報告を頂きました。
ちなみに、今回レポートした古林さんは社員さんでなく元アルバイトさんなのです。今は準社員さんになりました。それが凄い!!

「年末に大掃除をしなくてもいい状態」

というキーワードを思い出し、レポート書いてアップしてない事に気づき、慌てて投稿してます。


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